
こんにちは、Mono Dental Clinic神田富山町です。
歯の健康を考えて「シュガーレス」や「ノンシュガー」と表示された食品や飲料を選んでいる方も多いのではないでしょうか。
一見同じように思えるこの2つの言葉ですが、実は明確な違いがあります。今回は食品表示の基準とあわせて、歯科的な観点からお話ししていきたいと思います。
シュガーレスの定義とは
「シュガーレス」とは、食品100g(または100ml)あたりの糖類が0.5g未満である場合に表示できるものです。
つまり、糖類が“ゼロ”という意味ではありません。ごく微量に含まれている可能性があります。
甘味づけには、キシリトールやマルチトールなどの糖アルコールが使われていることが多く、これらは虫歯菌が酸を作りにくい特徴があります。
ノンシュガーの定義とは
「ノンシュガー」は、砂糖やブドウ糖、果糖などの糖類を使用していないことを意味します。
ただし、原材料に微量の糖質が含まれる場合もあるため、「完全な糖質ゼロ」とは限りません。
シュガーレスとノンシュガーの違い
・シュガーレス:糖類0.5g未満
・ノンシュガー:糖類を使用していない
基準値未満か、不使用か、という点が違いです。
歯にやさしいのはどちら?
どちらも通常の砂糖入り食品に比べれば虫歯リスクは低いといえます。
ただし、より重要なのは「甘味料の種類」です。
特にキシリトールは、虫歯菌が酸を作れない甘味料として、虫歯予防に役立つことが知られています。
さらに効果を高めるために
虫歯予防をより効果的に行うためには、再石灰化をサポートする成分にも注目しましょう。
当院では、次のような製品を取り扱っています。
ポスカガム
カルシウム(POs-Ca)を配合し、噛むことで唾液分泌を促進しながらカルシウムを補給できます。キシリトールも配合されており、毎日のケアに取り入れやすいガムです。
MIペースト
CPP-ACP(牛乳由来成分)を配合し、歯にカルシウムとリンを補給して再石灰化を促します。矯正中の方やホワイトスポットが気になる方におすすめです。
キシリトールは「虫歯菌に酸を作らせない予防」、
CPP-ACPは「溶けかけた歯を修復方向へ導くサポート」。
役割が異なるため、併用することでより効果的な虫歯予防が期待できます。
まとめ
「シュガーレス」と「ノンシュガー」は似ているようで定義が異なります。
表示だけで判断するのではなく、原材料を確認することが大切です。
そして、キシリトールやCPP-ACPなどの成分を上手に取り入れながら、毎日のセルフケアと定期検診を続けることが虫歯予防の基本です。
気になる方は、ぜひスタッフまでご相談ください。



