
こんにちは、Mono Dental Clinicです🦷✨
デンタルフロスは、歯と歯の間に溜まった汚れを取り除くための大切な口腔ケアアイテムです。皆さんはフロスを歯を磨く前に使っていますか?それとも磨いた後に使っていますか?今回は、効果的なフロスの使い方についてお伝えしていきたいと思います。
結論:フロスは「どちらでもOK」です!
フロスを歯磨きの前に使うか後に使うかについては、実は明確な決まりはありません。大切なのは、フロスを使う習慣をつけることです。ただし、それぞれのタイミングにはメリットがあるため、自分に合った方法を選ぶことがポイントです。
磨く「前」にフロスを使うメリット
1. 歯垢を浮かせて歯磨きが効率的に
フロスを歯磨きの前に使うと、歯と歯の間の歯垢や汚れを浮かせることができます。その結果、後から行うブラッシングや歯磨き粉の効果がより高まるとされています。
2. フロスを忘れにくい
先にフロスを使うことで、歯磨き後の「もうフロスは面倒だからいいや」という気持ちを防ぐことができます。特にフロスがまだ習慣化していない方におすすめの方法です。
磨く「後」にフロスを使うメリット
1. 最後の仕上げとして効果的
歯磨きの後にフロスを使うと、ブラッシングでは取り切れなかった汚れをしっかり除去できます。歯磨きだけでは歯と歯の間に約40%の汚れが残るとも言われており、フロスを最後に使うことでより完璧なケアが可能です。
2. スッキリ感が長持ち
歯磨きの後にフロスを使うと、口の中がよりスッキリした感じになります。このスッキリ感を大切にしたい方には、後に使う方法がおすすめです。
どちらを選べばいいのか?
自分の習慣やライフスタイルに合わせて、使いやすいタイミングを選びましょう。
• 忙しい朝は歯磨きの前に使って効率的にケアをしたい。
• 夜は時間をかけてじっくり仕上げたいから、歯磨きの後に使う。
また、どちらにしても大切なのは、毎日フロスを使うことを習慣化することです。使うタイミングよりも、続けることが重要となります。
フロスの正しい使い方
1. 適切な長さを取る
糸巻きタイプの場合は30~40cmを目安に切り取り、両手の中指に巻きつけます。ホルダータイプの場合はそのまま使用可能です。
2. 優しく歯間に入れる
力を入れずに歯と歯の間に挿入し、歯ぐきを傷つけないように注意しましょう。
3. C字を描いて上下に動かす糸を歯に沿わせて「C」の字を描き、上下に動かして汚れを取り除きます。
4. 毎回新しい部分を使う
糸を移動させ、清潔な部分を使いながら全ての歯間を清掃します。
まとめ
フロスを歯磨きの「前」に使うか「後」に使うかは、実はどちらでも問題ありません。大切なのは、自分が続けやすい方法で習慣化することです。フロスを日常的に使うことで、虫歯や歯周病のリスクを大幅に減らせるだけでなく、より清潔な口腔環境を保つことができます。どちらのタイミングで使うか迷ったら、一度どちらも試してみて、しっくりくる方法を見つけてみてください。そして、定期的に歯科医院で検診を受けてチェックしましょう。