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こんにちは、Mono Dental Clinicです🦷
お子さんの歯がぐらぐらしたり、新しい歯が顔を出してきたりすると、成長を感じて嬉しいものですよね。
でも実は、生えたばかりの歯こそ虫歯になりやすく、しっかりケアしてあげることがとても大切なんです。
今回は、生えたばかりの乳歯や永久歯を虫歯から守るために気をつけたいポイントと、予防のコツをお伝えします。
生えたての乳歯・永久歯が虫歯になりやすい理由
1. 歯の質が未成熟
生えたばかりの歯は、表面のエナメル質が未成熟で柔らかいため、虫歯菌の酸に弱い特徴があります。そのため、特に注意してケアする必要があります。
2. 形が複雑で汚れが溜まりやすい
乳歯や生えたばかりの永久歯(特に6歳臼歯)は、溝が深く汚れが溜まりやすい形をしています。そのため、歯磨きが不十分だと虫歯になりやすくなります。
3. おやつや甘い飲み物の影響
成長期の子どもはおやつを食べる機会が多く、甘い飲み物を好む傾向があります。砂糖が多く含まれる食品を頻繁に摂取すると、虫歯のリスクが高まります。
虫歯にならないための予防法
1. 正しい歯磨きを習慣にする
生えたての歯は虫歯になりやすいため、毎日のケアがとても大切です。
【乳歯のケア(0〜6歳)】
•仕上げ磨きをしっかり(特に奥歯の溝・歯と歯の間)
•フッ素入りの歯磨き粉を使用する
•歯が生え始めたら、ガーゼやシリコンブラシでケアスタート
【永久歯のケア(6歳〜)】
•6歳臼歯(第一大臼歯)は特に意識して磨く
•フロスを使って、歯と歯の間の汚れも除去する
•自分でしっかり磨けるようになるまで、親の仕上げ磨きを続ける
2. フッ素を上手に活用する
フッ素は歯を強くし、虫歯菌の活動を抑える効果があります。
•フッ素入り歯磨き粉を使う(年齢に合った濃度を選びましょう)
•歯科医院で定期的にフッ素塗布を受ける
3. 食生活を見直す
食べ方や内容も虫歯予防に大きく影響します。
•砂糖を含むおやつやジュースは控えめに(特に寝る前はやめましょう!)
•甘いものは“時間を決めて”食べ、だらだら食べは避ける
•キシリトール入りのガムを取り入れる
4. シーラントで溝を守る
生えたての奥歯は溝が深く、歯磨きだけでは汚れを完全に落とすのが難しいことがあります。そのため、歯科医院で「シーラント」と呼ばれる樹脂を溝に埋める処置を受けるのも有効な虫歯予防の方法です。
5. 定期的に歯科検診を受ける
虫歯は初期の段階では痛みがなく、気づかないことも多いです。定期的に歯科医院で検診を受けることで、早期発見・予防が可能になります。
• 3〜6ヶ月ごとに歯科検診を受ける
• 歯磨きの仕方をチェックしてもらい、正しい方法を学ぶ
• 必要に応じてフッ素塗布やシーラントを受ける
まとめ
生えたばかりの乳歯や永久歯は、虫歯になりやすいため特に注意が必要です。正しい歯磨き習慣、フッ素の活用、食生活の見直し、歯科医院での定期的なケアを取り入れることで、虫歯を防ぎ、一生健康な歯を保つことができます。お子さんの大切な歯を守るために、ぜひ今日から実践してみてください✨