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こんにちは、Mono Dental Clinicです🦷
暑い日が続いていますが、皆さん体調はいかがでしょうか?
暑いと、つい冷たいアイスや飲み物に手が伸びますよね。
お子さんにとっても大人にとっても、間食やおやつは日々の楽しみのひとつ。でも、何気なく選んだおやつが虫歯の原因になることもあります。
今回は、虫歯予防のためのおやつ選びのポイントや注意点についてお話ししていきます。
虫歯ができる仕組み
虫歯は、口の中にいる細菌(主にミュータンス菌)が糖分を分解して酸を作り、その酸が歯のエナメル質を溶かすことで発生します。この「糖分」と「細菌」のセットが揃うと、虫歯が進行しやすくなるのです。おやつは糖分を含むものが多いため、摂り方によっては虫歯リスクが高まる可能性があります。
虫歯になりやすいおやつの特徴
1. 糖分が多いもの
おやつの中でも特に注意が必要なのが、砂糖を多く含む食品です。例えば、キャンディーやチョコレート、クッキーなどは虫歯の原因となりやすいです。特に、キャラメルのように歯にくっつくものは、口の中に糖分が長時間残るため、虫歯リスクが高くなります。
2. 粘着性が高いもの
歯にくっつきやすいお菓子やスナック類も注意が必要です。ドライフルーツやグミ、ソフトキャンディーなどは、歯の表面や隙間に糖分が残りやすいため、しっかりとした歯磨きが必要です。
3. 頻繁に食べるもの
1日を通して何度も間食をする習慣がある場合、口の中が常に酸性に傾く状態が続きます。この「ダラダラ食べ」も虫歯リスクを高める要因となります。
虫歯になりにくいおやつの選び方
おやつを完全に控える必要はありませんが、虫歯になりにくい食品を選ぶことが大切です。
1. 砂糖を控えたもの
砂糖が少ないおやつや、キシリトールが含まれるガムやタブレットは、虫歯リスクを抑えるのに効果的です。キシリトールは細菌が酸を作るのを抑制する働きがあります。
2. 歯にくっつきにくいもの
ナッツ類やチーズ、ヨーグルトなど、歯に付着しにくい食品は虫歯のリスクが低いとされています。また、野菜スティックやフルーツも比較的安全なおやつです。ただし、フルーツも果糖が含まれるため、食後のケアを忘れないようにしましょう。
3. 水分の多いもの
水分が多いおやつは、口の中に糖分が残りにくいためおすすめです。ゼリーや寒天を使ったお菓子、果物などが良い例です。
おやつを食べるときの注意点
1. 食べる時間を決める
ダラダラと長時間食べ続けるのではなく、時間を決めて一度に食べ終えることが大切です。食事とおやつの間隔を空けることで、口の中が酸性状態になる時間を減らすことができます。
2. 水やお茶を飲む
おやつを食べた後に水やお茶を飲むことで、口の中の糖分を洗い流し、虫歯のリスクを減らせます。特に無糖のお茶や水が理想的です。
3. 食後の歯磨きを忘れない
おやつを食べた後は歯磨きを習慣にしましょう。外出中などで歯磨きが難しい場合は、口をゆすぐだけでも効果があります。
まとめ
おやつは楽しみながらも、虫歯のリスクを抑えるために適切に選び、食べることが大切です。糖分が多く粘着性の高いものを避け、砂糖控えめのおやつや歯に付着しにくい食品を選ぶことで、口腔の健康を守ることができます。
また、食べる時間を決めたり、食後のケアをしっかり行うことも重要です。
おやつの選び方に不安がある方は、ぜひ一度、歯科医院での定期検診を受けてみてはいかがでしょうか。ご予約お待ちしております✨