歯間ブラシとフロスはどっちがいいの?|Mono Dental Clinic|千代田区神田富山町の歯医者・神田駅・岩本町駅から徒歩3分

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歯間ブラシとフロスはどっちがいいの?

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こんにちは、Mono Dental Clinicです🦷✨

皆さんは歯間ブラシやフロスを使ってケアしていますか?歯と歯の間の清掃には、歯間ブラシとデンタルフロスのどちらを使えばいいのか悩む方もいるのではないでしょうか。どちらも歯ブラシだけでは届かない汚れを取り除くための道具ですが、選び方や使い分け方にはポイントがあります。今回は、歯間ブラシとフロスの違いについてお話ししていきたいと思います。

 

歯間ブラシとフロスの違い

1. 歯間ブラシ

形状

先端が小さなブラシ状になっていて、歯と歯の間に差し込んで使います。

用途

歯と歯の間が広めの部分や、歯ぐきが下がって隙間ができた部分の清掃に適しています。

特徴

歯間の汚れをしっかりかき出す。

サイズが豊富(SSS~Lサイズなど)で、自分の歯間に合ったものを選べる。

入れ歯やブリッジ、矯正器具の清掃にも便利。

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2. デンタルフロス

形状

細い糸状で、歯と歯の間に滑り込ませて使います。

用途

歯と歯の間が狭い部分の汚れや歯垢の除去に最適です。

特徴

狭い歯間にも入り込みやすい。

ワックス付きやフレーバー付きなど、種類が豊富。

携帯性が高く、外出先でも使いやすい。

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歯間ブラシとフロス、どちらが適している?

1. 歯間が広い人

歯と歯の間に隙間ができている場合や歯周病が進行している場合には、歯間ブラシがおすすめです。ブラシの毛が汚れを絡め取るため、効果的に清掃できます。

2. 歯間が狭い人

歯と歯の間が密接している場合には、フロスが適しています。狭い隙間にもスムーズに入り込み、歯垢や汚れを取り除けます。

3. 矯正中やブリッジがある人

矯正器具やブリッジがある場合は、歯間ブラシの方が使いやすいことが多いです。特に奥歯の清掃や器具の周囲のケアに役立ちます。

4. 総合的にケアしたい人

歯間ブラシとフロスを併用するのが理想的です。歯間ブラシで広めの隙間を清掃し、狭い隙間にはフロスを使うことで、全体的なケアができます。

歯間ブラシの使い方

1. 自分の歯間に合ったサイズを選ぶ(無理に押し込むと歯ぐきを傷つけるので注意)。 2. 歯と歯の間にブラシを水平に挿入する。 3. 数回ゆっくり前後に動かし、汚れをかき出す。

フロスの使い方

1. フロスを約30~40cmに切り取り、両手の中指に巻きつける。

2. 糸を歯と歯の間に優しく滑り込ませる。

3. 歯の側面に沿わせて「C」の字を描きながら上下に動かす。

 

歯間ブラシとフロスの注意点

歯間ブラシ

サイズが合っていないと歯ぐきを傷つける恐れがあります。初めて使用する場合は、歯科医師や歯科衛生士にサイズを相談するのがおすすめです。

フロス

力を入れすぎると歯ぐきを傷つけることがあります。優しく操作することを心がけましょう。

まとめ

歯間ブラシとフロスは、それぞれの特徴や用途に応じて使い分けるのがベストです。歯間が広い場合や特定の器具を使っている場合は歯間ブラシが便利です。歯間が狭い部分や全体的なケアにはフロスが適しています。ご自身に合った道具を選ぶことで、より効果的な口腔ケアが可能です。どちらを使うにしても、毎日の習慣にすることが最も重要です。何か気になることがありましたら、定期検診や治療の際にお気軽にご相談下さい。

著者

橋本さやか

橋本 さやか

Mono Dental Clinic 院長

東京歯科大学卒業後、千葉県内の医療法人に勤務。
その後、医療法人社団赤羽歯科に10年以上在籍し、幅広い症例に携わりながら臨床経験を積む。
さらに都内の大型医療法人での勤務を経て、2024年12月「Mono Dental Clinic」を開業。
厚生労働省指定歯科医師臨床研修医指導医。OSSTEM IMPLANT マスター専門医。