甘いのに虫歯予防?キシリトールをうまく活用しましょう!|Mono Dental Clinic|千代田区神田富山町の歯医者・神田駅・岩本町駅から徒歩3分

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甘いのに虫歯予防?キシリトールをうまく活用しましょう!

甘いのに虫歯予防?キシリトールをうまく活用しましょう!|Mono Dental Clinic|千代田区神田富山町の歯医者・神田駅・岩本町駅から徒歩3分

こんにちは、Mono Dental Clinicです✨

「キシリトール」という言葉、みなさん一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

ガムのCMなどで「虫歯予防に良い」と紹介されることが多い成分です。

今回は、そのキシリトールについて、基本的な情報や歯への働き、使うときの注意点をお伝えします。

キシリトールとは?

キシリトールは「糖アルコール」という天然由来の甘味料の一種です。

果物や野菜、トウモロコシの芯などに含まれており、人工甘味料ではありません。

砂糖と同じくらいの甘さを持ちながらカロリーは約3分の2ほど。

血糖値をほとんど上げないため、健康志向の方やダイエット中の方にも人気です。

キシリトールが歯に良い理由

1. 虫歯菌のエサにならない

砂糖は虫歯菌(ミュータンス菌)のエサになり酸を出しますが、キシリトールは代謝されないため酸を作りません。結果、歯が溶けにくくなります。

2. 虫歯菌の活動を弱める

キシリトールを続けて摂ることで、虫歯菌の数や働きを弱めることが報告されています。

3. 唾液の分泌を促す

キシリトールガムを噛むと唾液が増え、口の中が中性に保たれます。唾液には歯を修復(再石灰化)する働きがあるため、虫歯予防に効果的です。

取り入れ方

• ガムやタブレット、歯磨き粉などで手軽に摂取できます。

• 選ぶときは「キシリトール100%配合」と書かれたものがおすすめ。

•毎日継続することで効果が高まります。目安は1日3回、合計で5g以上が理想です。

注意点

1. 摂りすぎに注意

消化吸収されにくいため、取りすぎるとお腹がゆるくなることがあります。

2. ペットには危険

犬などが摂取すると中毒を起こす恐れがあるため、必ず手の届かないところに保管しましょう。

まとめ

キシリトールは、甘味料でありながら虫歯予防にも役立つ優れた成分です。

特にキシリトールガムは、虫歯菌の働きを弱めるだけでなく、噛むことで唾液の分泌を促進し、歯の再石灰化を助ける効果もあります。

また、口臭の予防や気分転換、顎の筋肉を使うことでお口まわりの健康維持にもつながります。

キシリトールを日常にうまく取り入れながら、毎日の歯磨きや定期検診と組み合わせて、虫歯になりにくいお口づくりを目指しましょう☺️

著者

橋本さやか

橋本 さやか

Mono Dental Clinic 院長

東京歯科大学卒業後、千葉県内の医療法人に勤務。
その後、医療法人社団赤羽歯科に10年以上在籍し、幅広い症例に携わりながら臨床経験を積む。
さらに都内の大型医療法人での勤務を経て、2024年12月「Mono Dental Clinic」を開業。
厚生労働省指定歯科医師臨床研修医指導医。OSSTEM IMPLANT マスター専門医。