こんにちは、Mono Dental Clinicです。

入れ歯を使っている方にとって、毎日のお手入れはとても大切です。正しいケアを習慣にすることで清潔に保ち、長く安心して使用することができます。今回は、今日からすぐに実践できる入れ歯のお手入れポイントをお話ししていきたいと思います。

1. 毎日の洗浄は“必須”の習慣

入れ歯は、食事のたびに食べかすや汚れが付きやすく、そのままにしてしまうと細菌が増えやすい環境になります。

洗浄のポイントは、「優しく」「毎日」。硬いブラシでこすると細かい傷がつき、そこに汚れが入り込んでしまうことがあります。柔らかめのブラシ、もしくは入れ歯専用ブラシを使って、流水下で丁寧にブラッシングしましょう。

2. 専用洗浄剤でより清潔に

入れ歯用洗浄剤は、手洗いでは落としきれない汚れやニオイの原因菌を分解してくれます。特に夜寝る前に洗浄剤へ浸けておくと、しっかり清潔になった入れ歯を翌朝気持ちよく使えます。

ただし、浸け置き後は必ずきれいにすすぎ、残留成分が口に入らないようにしましょう。

3. 毎晩必ず外して、お口を休ませる

「寝るときも入れ歯をつけっぱなし」という方は要注意です。長時間入れ歯が粘膜に当たると、血流が悪くなり傷や炎症の原因になることがあります。

夜は入れ歯を外し、お口の粘膜をリラックスさせて休ませてあげましょう。外すときは洗面器やタオルの上で行うと、落下時の破損予防になります。

4. 熱湯は絶対NG！変形の原因に

入れ歯は高温に弱い素材でできています。熱湯で洗ったり、熱いお湯に浸けたりすると変形してしまい、フィット感が悪くなる原因になります。

必ずぬるま湯程度の温度で洗い、強くこすりすぎず優しく扱いましょう。

5. 定期的な歯科チェックは必須

入れ歯は毎日使ううちに擦り減ったり、少しずつ形が合わなくなっていきます。無理に使い続けると、痛みが出たり口内炎になったり、噛み合わせに影響する可能性もあります。

違和感や痛みを感じたら我慢せず、早めにご相談ください。「変だな」と思ったときがチェックのタイミングです。

6. 日常のちょっとした工夫で清潔キープ

食後は、軽く口をゆすぐだけでも汚れが残りにくくなります。また、キャラメルやガムなどの粘着性のある食べ物、硬いおせんべいなどは入れ歯に負担をかけるため、できるだけ控えると安心です。

食材選びや食べ方を少し工夫するだけで、入れ歯もお口も快適に保てます。

まとめ

入れ歯は、毎日の小さなお手入れで長く快適に使うことができます。

✔️ 優しく丁寧にブラッシングする

✔️ 専用洗浄剤でしっかり殺菌

✔️ 夜は外してお口と入れ歯を休ませる

✔️ 熱湯は避けて適温で洗う

✔️ 定期的に歯科でチェック

これらを習慣にすることで、入れ歯の寿命を延ばし、お口の健康も守ることができます。

入れ歯について気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください✨