皆さんは「冷たい飲み物が歯にしみる」「甘いものを食べたときに違和感がある」「歯を磨いているときに痛みを感じる」──こんな症状を感じたことはありませんか？これらは虫歯の初期症状かもしれません。虫歯は放置しておくと症状が進行し、治療が複雑になることも。今回は、虫歯のサインや早期対応の重要性についてお話ししていきます。

虫歯の初期症状

• しみる感覚：特に冷たい飲み物やアイスクリームを口にしたとき、歯がしみるように感じる場合は要注意です。これはエナメル質が弱くなり、歯の内部に刺激が伝わりやすくなっている可能性があります。

• 黒い点や白い斑点：歯の表面に黒い点や白っぽい部分が見える場合、それは虫歯の始まりかもしれません。

• 痛みや違和感：何もしていないのにズキズキする痛みや噛むときの違和感がある場合は、虫歯が進行している可能性があります。

痛みがないからと放置をすると

1. 歯の神経に到達

虫歯が進行すると、エナメル質を越えて象牙質や神経に到達します。この段階では、痛みが強くなり、治療には神経を除去する「根管治療」が必要になることもあります。

2.歯が欠ける・抜ける

放置し続けると、歯がもろくなり欠けたり、最悪の場合抜歯が必要になることも。

3. 全身の健康に影響

重度の虫歯や歯周病は、口の中だけでなく心臓や全身の健康に影響を及ぼすこともあります。

まとめ

虫歯は、早めに対応すれば治療も短期間で済み、痛みも軽減できます。冷たい飲み物や甘いものにしみる感覚、歯の表面の変化を見逃さず、「もしかして」と思ったら早めに歯科医院を訪れましょう。また、毎日のケアを見直し、健康な歯を長く保つために定期的な検診を欠かさないことが大切です。あなたの大切な歯を守る第一歩を、今日から始めてみてください✨